
自己PRの書き方|総合型選抜で評価される自己アピールの作り方
総合型選抜で求められる自己PRは、就活の自己PRとは異なります。大学が知りたいのは「この受験生はうちの学部で成長できる人材か」です。この記事では、総合型選抜で評価される自己PRの条件、書き方のステップ、例文と添削ポイント、面接での話し方を解説します。
総合型選抜の自己PRとは
自己PRは「自分の強みを大学に伝える文章・スピーチ」です。志望理由書に自己PR欄が設けられている大学もあれば、面接で「自己PRをしてください」と聞かれるケースもあります。
総合型選抜の自己PRで重要なのは、強みが「大学での学び」にどうつながるかを示すことです。単に「私は○○が得意です」で終わるのではなく、「だからこの大学のこの学部で○○を学びたい」まで接続する必要があります。
評価される自己PRの3つの条件
条件①:強みが具体的なエピソードで裏付けられている
「リーダーシップがあります」だけでは誰でも言えます。「文化祭の実行委員長として20人のチームをまとめ、○○という成果を出した」のように具体的なエピソードがセットになっていることが必須です。
条件②:強みと志望学部の学びが接続している
「コミュニケーション力が強み」→「だから国際関係学部で異文化コミュニケーションを学びたい」のように、強みが志望理由と論理的につながっていると評価が高くなります。
条件③:自己客観視ができている
自分の強みだけでなく、課題や弱みにも触れ、「それをどう克服しようとしているか」まで語れると、自己理解の深さが伝わります。

自己PRの書き方ステップ
①強みを特定する

自分の強みを見つけるには以下の方法が有効です。
- 他者から褒められたことをリストアップする
- 困難を乗り越えたときに発揮した力を振り返る
- 長く続けていることから「自分らしさ」を探る 強みの例:粘り強さ、好奇心、計画性、協調性、行動力、分析力、発信力、傾聴力
ポイント:強みは1つに絞る。 複数挙げるとぼやけます。
②根拠となるエピソードを選ぶ
強みを裏付ける具体的なエピソードを選びます。選ぶ基準は以下の通りです。
- 自分が主体的に行動したエピソードか
- 困難や課題を乗り越えた要素があるか
- 結果だけでなくプロセスを語れるか
- 志望学部と関連づけられるか
③大学・学部との接点を示す

「この強みを活かして、○○大学の○○学部でどう学び、どう成長するか」を述べます。
- 具体的な授業名やゼミに言及する
- 教員の研究テーマとの接点を示す
- 将来のキャリアビジョンまで描ければベスト

自己PR例文と添削ポイント
例文:
「私の強みは、目標に向かって計画的に努力を続ける力です。高校1年のとき英語が苦手で模試の偏差値は45でしたが、毎日30分の音読と週末の長文読解を1年半続け、高2の冬には偏差値65まで上げました。この過程で、ただ時間をかけるのではなく、苦手な箇所を分析して集中的に対策する方法を自ら編み出しました。この計画的な改善力を活かし、貴学の経営学部でマーケティング戦略の研究に取り組みたいと考えています。データ分析に基づく意思決定プロセスに関心があり、○○教授のゼミでケーススタディを通じて実践的に学びたいです。」
良い点:
- 具体的な数字がある(偏差値45→65、毎日30分、1年半)
- プロセスと学びが明確(分析→集中対策という方法論)
- 大学の学びへの接続がある(経営学部、○○教授のゼミ)
自己PRを面接で話すときのコツ
①最初に結論を述べる
「私の強みは○○です」と冒頭で明言する。
②エピソードは1分以内にまとめる
長すぎると面接官が集中力を失います。要点を絞って話しましょう。
③暗記した文章を読み上げない
キーワードだけ頭に入れ、自分の言葉で自然に話す練習をする。
④表情と声のトーンを意識する
自分の強みを語るときは、少し表情を明るく、声に力を入れるだけで印象が大きく変わります。
⑤深掘り質問に備える
「なぜその方法を選んだのですか?」「失敗したことはありますか?」と聞かれることを想定し、回答を準備しておきましょう。
まとめ
- 自己PRは「強み + エピソード + 大学との接続」の3点セット
- 強みは1つに絞り、具体的な数字やエピソードで裏付ける
- 「この強みを大学でどう活かすか」まで接続する
- 面接では結論→エピソード→大学との接続の順で簡潔に話す