この記事でわかること
総合型選抜の学修計画書を、問い、基礎学習、専門科目、実習・研究、成果へ分けて作る方法を解説します。
学修計画書は科目名の一覧ではなく、入学時の問いを、基礎・専門・実践・研究の順でどう深めるかを示す計画です。
図:問い → 基礎 → 専門・実践 → 研究成果の順で確認します。
まず押さえる結論
学修計画書は科目名の一覧ではなく、入学時の問いを、基礎・専門・実践・研究の順でどう深めるかを示す計画です。 大学や入試方式によって設問・文字数・評価方法は異なるため、最終判断は必ず志望大学の最新の募集要項と公式サイトを優先してください。
実践する手順
1. 出発点となる問いを決める
志望理由書で示した問題意識から、大学で検証可能な問いを一つ置きます。大きすぎる社会課題は対象を絞ります。
2. カリキュラムを段階で読む
1年次の基礎、2・3年次の専門・演習、後半の実習・卒業研究という流れを公式カリキュラムで確認します。
3. 学外活動との接続を書く
資格、留学、地域実習、インターンなどは、目的と準備条件を確認し、問いを深める手段として位置付けます。
4. 成果の確かめ方を示す
調査、発表、制作、論文など、学びをどの形でまとめたいかを書きます。結果を先に決めつけません。
短い練習例
1年次に統計と教育学の基礎を学び、2年次以降は学習評価の演習で調査方法を身につけたい。地域実習では教材の使われ方を観察し、卒業研究で図解教材が理解へ与える影響を検証する計画である。
この例は完成文として写すものではありません。「自分が実際に経験した事実」「そこから考えたこと」「志望先で確かめたいこと」へ置き換え、面接でも説明できる文章に直してください。
よくある失敗
- シラバスの科目名だけを並べる
- 実現条件を確認せず留学や資格を書く
- 志望理由書と別の研究テーマになる
提出・練習前のチェックリスト
- 出発点の問いが明確である
- 年次ごとの段階がある
- 公式カリキュラムを確認した
- 実践と研究がつながっている
- 成果の形を想定した
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AI添削を使うときの注意
生成AIの出力をそのまま提出せず、事実関係、固有名詞、募集要項との一致を自分で確認します。大学が生成AI利用方針を示している場合はその指示に従い、未公開の個人情報や第三者の情報を入力しないでください。出願書類の準備では、志望理由書と小論文を別々に考えず、同じ問題意識と学びたい内容が一貫しているか確認してください。
参考情報
ファクトチェック:2026年7月25日。制度、日程、利用条件は変更される場合があります。出願時には志望大学・試験実施団体の最新情報を再確認してください。

監修
西坂 優希
株式会社WANTO 代表取締役・アイノテ開発責任者
学生時代に個別指導塾で講師からエリアマネージャーまで経験し、教育現場での文章指導と教員負担の課題をもとにアイノテを設計・運営しています。記事は一次情報を確認し、誇張表現を排したうえで公開しています。

