この記事でわかること
小論文の書き出しを、設問確認、立場の明示、用語の定義から組み立てる方法を解説。使いやすい型とNG例も紹介します。
小論文の書き出しでは、設問で求められた行為に応じて自分の立場を示し、本文で説明する論点の範囲を決めます。
図:設問分析 → 立場 → 論点の限定 → 本文の予告の順で確認します。
小論文で評価されるのは、珍しい意見ではありません。設問に正面から答え、根拠でつないでいるかどうかです。ありふれた結論でも十分に戦えます。
なお、設問・文字数・評価方法は大学や入試方式によって異なります。最終的な判断は、志望大学の最新の募集要項と公式サイトを優先してください。
書く手順
1. 指示語を確認する
「論じなさい」「比較しなさい」「要約した上で述べなさい」では必要な書き出しが違います。最初に動詞へ線を引きます。
2. 立場を仮決定する
賛否型なら賛成・反対・条件付き賛成のどれかを置きます。資料型なら、資料から読み取れる傾向を一文で示します。
3. 論じる範囲を限定する
大きなテーマをそのまま扱わず、対象、場面、条件を絞ります。範囲を狭めると根拠を具体化できます。
4. 本文の順番を予告する
必要なら「第一に」「次に」で扱う観点を示します。ただし型を入れること自体が目的にならないようにします。
短い答案例
私は、高校での生成AI利用を全面的に禁止するのではなく、利用過程を記録する条件で認めるべきだと考える。なぜなら、思考を補助する利点を生かしながら、本人の学びを評価できる形にする必要があるからだ。
内容を覚えようとしないでください。見るべきは各文がどの役割を果たしているかです。骨組みだけは、別のテーマにもそのまま使い回せます。
説得力を下げる書き方
- テーマに関する一般論だけで始める
- 設問をそのまま書き写して字数を使う
- 本文で扱わない論点を何個も予告する
書き終えたあとに確認すること
- 設問の動詞に対応している
- 自分の立場が読み取れる
- 論じる対象を限定した
- 根拠を本文で説明できる
- 一文が長くなりすぎていない
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生成AIを使うときの注意
生成AIの出力をそのまま提出せず、事実関係、固有名詞、募集要項との一致は自分で確認します。大学が生成AI利用方針を示している場合はその指示に従い、未公開の個人情報や第三者の情報は入力しないでください。書き直した答案は小論文AI添削で、設問理解・主張・根拠・表現を分けて確認できます。
参考情報
この記事は2026年7月25日時点の公開情報にもとづいています。制度、日程、利用条件は変更される場合があるため、出願時には志望大学・試験実施団体の最新情報を必ず再確認してください。





