この記事でわかること
志望理由書の書き出しに迷う高校生向けに、学びたいこと、原体験、問題意識から始める5パターンと避けたい表現を解説します。
志望理由書の書き出しは、読み手を驚かせる言葉より、何を学びたいのかが最初の二文で分かることを優先します。
図:設問 → 学びたい課題 → 原体験 → 本文へ接続の順で確認します。
手が止まるのは、文章力が足りないからではありません。多くの場合、書く材料が整理できていないだけです。順番に片づけていきましょう。
なお、設問・文字数・評価方法は大学や入試方式によって異なります。最終的な判断は、志望大学の最新の募集要項と公式サイトを優先してください。
書く手順
1. 設問の中心語を拾う
志望理由、入学後の計画、将来像のどれが問われているかを確認します。書き出しは設問への直接の答えにします。
2. 学びたいことを具体化する
「心理学を学びたい」ではなく、「不登校の生徒が相談しやすい環境を研究したい」のように対象と課題を入れます。
3. 根拠になる経験を予告する
一文目の主張を支える経験が次に続くようにします。書き出しと本文が別の話にならないことが重要です。
4. 仮の一文として先へ進む
最初から完成させようとせず、本文を書いた後に戻って調整します。本文で最も強い材料が分かると、書き出しも短くできます。
短い例文
私は、災害時にも途切れない地域医療の連携方法を学びたいと考え、貴学看護学部を志望します。避難所運営のボランティアで、情報共有の遅れが支援の偏りにつながる場面を見たことが、この課題を考える出発点です。
この例文は写すためのものではありません。あなたが実際に経験した事実へ置き換えてください。迷ったら「面接で聞かれたとき、自分の言葉で説明できるか」を基準にすると決められます。
よくあるつまずき
- 「昔から憧れていました」だけで始める
- 大学の理念を引用して自分の話が後回しになる
- 結論を隠して長い背景説明から入る
提出前のチェックリスト
- 設問への答えになっている
- 学びたい対象と課題が入っている
- 次の段落の経験につながる
- 大学名を変えても成立する文になっていない
- 二文以内で主題が伝わる
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生成AIを使うときの注意
生成AIの出力をそのまま提出せず、事実関係、固有名詞、募集要項との一致は自分で確認します。大学が生成AI利用方針を示している場合はその指示に従い、未公開の個人情報や第三者の情報は入力しないでください。下書きは志望理由書AI添削で、経験・大学での学び・将来像のつながりを観点別に確認できます。
参考情報
この記事は2026年7月25日時点の公開情報にもとづいています。制度、日程、利用条件は変更される場合があるため、出願時には志望大学・試験実施団体の最新情報を必ず再確認してください。





