この記事でわかること
テーマ型小論文で、用語の定義、関係者、利点と課題、条件を整理して主張を作る手順を解説します。
テーマ型小論文は知識の量だけで決まりません。用語を定義し、影響を受ける人と価値の対立を整理すれば、限られた知識でも論点を作れます。
図:定義 → 関係者 → 価値の対立 → 条件付き提案の順で確認します。
小論文で評価されるのは、珍しい意見ではありません。設問に正面から答え、根拠でつないでいるかどうかです。ありふれた結論でも十分に戦えます。
なお、設問・文字数・評価方法は大学や入試方式によって異なります。最終的な判断は、志望大学の最新の募集要項と公式サイトを優先してください。
書く手順
1. テーマを自分の言葉で定義する
広い用語は、答案で扱う意味と範囲を一文で決めます。辞書的説明だけで字数を使いません。
2. 関係者を三者挙げる
利用者、提供者、影響を受ける第三者など、立場の違う人を挙げ、利点と負担を考えます。
3. 価値の対立を見つける
効率と公平、自由と安全、個人利益と公共利益など、同時に守りにくい価値を確認します。
4. 条件付きの提案を作る
全面賛成・禁止だけでなく、対象、期間、検証、代替手段を条件として提案します。
短い答案例
オンライン診療は通院負担を減らす一方、機器を使えない人や対面観察が必要な患者には不利益が生じる。初診・症状・通信環境に応じて対面と組み合わせる制度が必要だ。
内容を覚えようとしないでください。見るべきは各文がどの役割を果たしているかです。骨組みだけは、別のテーマにもそのまま使い回せます。
説得力を下げる書き方
- テーマの説明だけで自分の主張がない
- 関係者を利用者だけに限定する
- 理想論だけで実行条件を書かない
書き終えたあとに確認すること
- 用語の範囲を決めた
- 複数の関係者を考えた
- 対立する価値が見える
- 具体的な条件がある
- 設問の字数に収まる
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生成AIを使うときの注意
生成AIの出力をそのまま提出せず、事実関係、固有名詞、募集要項との一致は自分で確認します。大学が生成AI利用方針を示している場合はその指示に従い、未公開の個人情報や第三者の情報は入力しないでください。書き直した答案は小論文AI添削で、設問理解・主張・根拠・表現を分けて確認できます。
参考情報
この記事は2026年7月25日時点の公開情報にもとづいています。制度、日程、利用条件は変更される場合があるため、出願時には志望大学・試験実施団体の最新情報を必ず再確認してください。





