この記事でわかること
看護学部の志望理由書で、身近な体験を看護の課題、大学の実習、将来像へつなぐ方法を解説。避けたい表現も紹介します。
看護学部の志望理由書は、「人を助けたい」という思いを出発点に、どの場面のどんな課題へ関心を持ち、看護学として何を学びたいかへ具体化します。
図:体験 → 看護の課題 → 大学の実習 → 将来の支援の順で確認します。
手が止まるのは、文章力が足りないからではありません。多くの場合、書く材料が整理できていないだけです。順番に片づけていきましょう。
なお、設問・文字数・評価方法は大学や入試方式によって異なります。最終的な判断は、志望大学の最新の募集要項と公式サイトを優先してください。
書く手順
1. 体験を観察と気づきに分ける
家族の入院や職業体験を書く場合、感動だけでなく、患者、家族、医療者の間で何が課題だと感じたかを整理します。
2. 看護のテーマへ絞る
地域看護、母性、老年、精神、災害などから、現在深めたいテーマを一つ選びます。専門知識を知ったふりはしません。
3. 大学の教育内容を確認する
実習先、演習、地域連携、取得資格を公式情報で調べ、自分の問いを検証する方法として書きます。
4. 倫理と協働の視点を持つ
一人で患者を救う表現ではなく、多職種や家族と連携し、本人の意思を尊重する姿勢を示します。
短い例文
祖父の退院後、家族が服薬や通院の調整に不安を抱える姿を見て、退院後の生活まで支える看護に関心を持った。貴学の地域看護実習で、医療と生活支援をつなぐ方法を学び、高齢者と家族が安心して暮らせる支援を考えたい。
この例文は写すためのものではありません。あなたが実際に経験した事実へ置き換えてください。迷ったら「面接で聞かれたとき、自分の言葉で説明できるか」を基準にすると決められます。
よくあるつまずき
- 「優しい看護師になりたい」だけで終える
- 医療行為と看護の役割を混同する
- 体験した本人の個人情報を詳しく書く
提出前のチェックリスト
- 関心のある看護領域が分かる
- 体験から課題を抽出した
- 大学の実習内容を公式情報で確認した
- 多職種連携の視点がある
- 第三者の個人情報を守っている
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生成AIを使うときの注意
生成AIの出力をそのまま提出せず、事実関係、固有名詞、募集要項との一致は自分で確認します。大学が生成AI利用方針を示している場合はその指示に従い、未公開の個人情報や第三者の情報は入力しないでください。下書きは志望理由書AI添削で、経験・大学での学び・将来像のつながりを観点別に確認できます。
参考情報
この記事は2026年7月25日時点の公開情報にもとづいています。制度、日程、利用条件は変更される場合があるため、出願時には志望大学・試験実施団体の最新情報を必ず再確認してください。





