この記事でわかること
小論文の課題文要約を、主張、対立、根拠、結論へ分けて200字にまとめる方法を解説。引用と自分の意見の区別も確認します。
課題文の要約は、自分の意見を混ぜず、筆者の中心主張とそれを支える理由の関係を、指定字数で再構成する作業です。
図:範囲確認 → 主張 → 根拠 → 再構成の順で確認します。
小論文で評価されるのは、珍しい意見ではありません。設問に正面から答え、根拠でつないでいるかどうかです。ありふれた結論でも十分に戦えます。
なお、設問・文字数・評価方法は大学や入試方式によって異なります。最終的な判断は、志望大学の最新の募集要項と公式サイトを優先してください。
書く手順
1. 設問の要約範囲を確認する
全文か指定段落か、字数に句読点を含むかを確認します。要約後に意見を書く設問では、両者の字数配分も決めます。
2. 主張と根拠へ印を付ける
「しかし」「つまり」「なぜなら」など論理関係を示す語に注目し、筆者が否定する考えと支持する考えを分けます。
3. 具体例を抽象化する
固有名詞や細かな事例を、その事例が示す意味へ置き換えます。ただし主張に不可欠な条件は残します。
4. 本文を見ずに再現する
メモだけで一度書き、原文と照合します。表現のコピーが続く箇所と、意味を変えてしまった箇所を直します。
短い答案例
筆者は、技術の導入を効率だけで評価すべきではないと主張する。利用できない人が排除される可能性を検討し、代替手段と説明責任を整えることで、初めて社会全体の利益につながるからである。
内容を覚えようとしないでください。見るべきは各文がどの役割を果たしているかです。骨組みだけは、別のテーマにもそのまま使い回せます。
説得力を下げる書き方
- 自分の賛否を要約へ混ぜる
- 具体例をすべて残して中心主張が消える
- 原文の一文をつないだだけになる
書き終えたあとに確認すること
- 筆者の立場が一文で分かる
- 主要な根拠を残した
- 自分の意見を混ぜていない
- 因果・対比を変えていない
- 指定字数を守った
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生成AIを使うときの注意
生成AIの出力をそのまま提出せず、事実関係、固有名詞、募集要項との一致は自分で確認します。大学が生成AI利用方針を示している場合はその指示に従い、未公開の個人情報や第三者の情報は入力しないでください。書き直した答案は小論文AI添削で、設問理解・主張・根拠・表現を分けて確認できます。
参考情報
この記事は2026年7月25日時点の公開情報にもとづいています。制度、日程、利用条件は変更される場合があるため、出願時には志望大学・試験実施団体の最新情報を必ず再確認してください。





